優れた脚本と実力のある若い役者が集まると評価の高い新宿公社。
そんな新宿公社が年末また舞台に帰ってきます!
今回も前回同様、松村宇洋がビジュアル撮影を担当させていただきました。
今回は夢野久作の『少女地獄』を舞台化。
今回の舞台は、虚言癖のある少女、ゆり子が話の主人公。
「人の中にある美しいとも狂気的ともとれる心の影を表現したい」と言うオーダーを受け、花の影を胸のあたりに落とすことで表現してみました。
今回使用した花は百合。
主人公の名前がゆり子というのもありますが、百合の花には色によってたくさんの花言葉があります。
白は「純潔」、ピンクは「虚栄心」、黄色は「偽り」。
これらのことから百合の花がぴったりだと判断しました。
花の影をどのようにして胸に落とすか、テストを繰り返して苦労しながらですが、なんとか形にすることができました。
新宿公社さんは若い劇団の中では珍しく、舞台のビジュアル作りにも力を入れていて、舞台の世界観をビジュアル撮影でも表現することにかなり意識を高く持ってらっしゃいます。
今回も楽しく撮影をさせていただきました。
オフショット笑
そんな舞台の詳細ですが、下記URLより確認することができますので是非ご覧ください!
https://www.shinjukukousha.com/shoujojigoku5
新宿公社第五回公演『少女地獄』
脚本 小林食
原作 夢野久作
出演 熊野善啓、青木沙織、秋葉陽司、青野竜平 他
2018年12月12〜16日
サンモールスタジオ